きもの伸裳は、着物に関して「悉皆業」であるという意識を持って呉服の事業に取り組んでおります。
「悉皆（しっかい）」という言葉は、その言葉通り、悉く皆（ことごとくみな）という意味です。
当店は、着物の販売はもちろん、着物に関するさまざまなサービスを提供し、ご相談も承っております。そのご相談のなかで、お客様から「タンスに眠っている着物をどうすべきか悩んだまま直しこんでいる」というお話をお聞きします。

日本の伝統技術を施した着物を大切にしていただけるように、新たな命を吹き込み、その価値を上げたいという想いから、故人を偲ぶ「形見分け」としてリメイク品をプレゼントしたり、オリジナルの洋服やバッグとしてあなただけの「宝もの」をつくることをご提案しています。

着物の継承やお手入れが難しく「着る、譲る、捨てる、売る」ことができないものを「着物リメイク」というご提案によって、着物に対する「困ったもの、邪魔なもの」を「あって良かった、遺してくれてありがとう」という気持ちに変え、着物が喜ばれるものになるお手伝いができればと思っております。