11月、七五三のお宮詣りに着られる、七歳のお嬢さんのお着物(四ツ身)が仕上がってまいりました。

このお着物、実は、大人物の付け下げ(反物)だったんです！

嫁ぎ先のお母様から、仕立てていない反物をいただいたそうで、お嬢さんの七五三のお着物に仕立てられないかとのご相談を受けました。

昔のものですが、色、柄、共に、お子様のお着物にするにはピッタリでしたので、仕立てさせていただきました。

大人物の反物を子供用のサイズにするには、身頃部分が長すぎるので、身頃の間を断って縮め、裾部分にメインの柄が出るように仕立てます。

着物にはもともと、身頃の胴の部分に「あげ」という縫い目がありますので、仕上がれば、切ってつなぎ合わせたことはわかりません。

仕上がりを見て、七歳のお嬢さんも、とても気に入っておられたので、お宮詣り当日が楽しみです(^-^)

古い反物も、品物によってはこんな活かし方もあります。お気軽にご相談ください。

ご来店をお待ちしています。