「若い頃につくった着物を

これからも着たい」

というご相談をいただいて

検討した結果、

今回は、お着物全体に色をかける(塗る)

「目引き染め」をお勧めしました。

《今回はお客様のお好みの色グリーンにしました》

目引き染めは、

染め替えと違い

前の地色・柄を抜かずに

ある程度のシミ直しや洗いをしたのち

ご希望の色をハケで塗っていきます。

元々の着物の染めによって

仕上がり具合は異なりますが

このお着物の場合は、

地色のみならず、柄の部分も

すっかりグリーンに染まりました。

こうなると、「色無地」として

着ることができるので、

着用できる場面が広がります。

お茶席、観劇、同窓会、

お子さんの入学式・卒業式、

結婚式、各種パーティーなど

さまざまな場面で着ていただける

着物になりました。

衿や袖の古シミを

出来る限り直してから

目引き染めをしたので、

かなり目立たなくなりました！

道路を舗装する前に

路面をきちんと整備すると

きれいに出来上がるのと

同じですね(^^)v

お手持ちのお着物で

ご相談があるときは、

きもの伸裳にお持ちください。

ご相談、お見積りは無料です。