お母様のお着物を仕立て替え。
着物のお手入れ
「亡くなられたお母様のお着物を仕立て替えて着用したい」というご要望がありましたので着物を解いてみたら、胴裏、衿裏、袖裏すべてに、かなりのシミが出ていました。
ここまでシミになっていると、たとえ漂白をしても、キレイにならないのにお金だけかかってしまいます。
こういう場合は、新しい胴裏に交換したほうが賢明です。
この度は、肩ゆきや身丈の寸法を少し長くしますので、胴裏は、やはり新調すべきです。
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必要な加工をおこない、仕立て上がりました❗
裏地がきれいになると気持ちがいいです!
八掛(はっかけ※胴裏以外のカラー裏地)は、重度のシミも無く、洗い張りをしたらきれいになりましたので、以前のものをそのまま使いました。
衿裏と袖裏も、新しい裏地になったので、気持ちがいいですね。
この度の加工費用は、新しい胴裏の代金を含め、合計48,000円+税でした。
梅雨明けに仕上がり連絡をして、納品させていただきます。